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MARU。architecture 高野洋平+森田祥子/一級建築士事務所

WORKS。

組戸の集合住宅

通り沿いに鉢植えがあふれ出すような下町の住宅地の中に建つ集合住宅の計画です。北側への日影の影響を最小化するように建物を南側に寄せながら、東西面の開口部を抑制した最大限の整形なボリュームを設定しています。シンプルな矩形のボリュームの中にあっても多様な住環境を生み出すことを目指し、レベル差のある断面を持ったL型の平面を2つ噛み合せることで抑揚のある空間をつくっています。これによって天井高や床レベルの異なる5つの領域を生み出すとともに、それぞれを開口の位置やサイズをずらした薄い壁で仕切ることで、変化に富んだ連続的な空間体験を生み出します。