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MARU。architecture 高野洋平+森田祥子/一級建築士事務所

WORKS。

MARU。architecture上野桜木事務所

東京芸術大学音楽校舎に隣接した200㎡程度の鉄骨造の建物のリノベーションです。改修にあたっては、シャッターの内側の建具をインテリアの障子のように捉え、ポリカーボネート素材の大きな木製框戸で設えました。間口に対して、4枚の引き戸によって大きく開放することができ、いわゆる内外の建具よりも簡易で開放的な建具です。室内の床は、水勾配のついた既存のコンクリート床をそのまま残し、水をそのまま流すこともできる道と連続したしつらえとし、室内の壁面は、一般的には外壁塗装に用いるローバル塗装を使って外壁のように設えています。天井は構造梁や木造の床組を表しとして、ハンモックなどを吊るすことにできる手がかりをつくっています。